土木工事1日体験会<中学生>

高知県建設業協会高知支部様主催のもと高知市立青柳中学校の2年生を対象に現場体験会を行いました。
現在、弊社では高知県様発注の「下田川事業間連携(その7)工事」を施工させていただいており、今回はこちらの現場で体験会を開催いたしました。

 

 

 

当日は4時間目から6時間目までの時間をいただきました。
まず、4時間目にICT推進室の上田菜奈より「建設業の役割と新技術(ICT)を活用した土木工事」としてお話しさせていただきました。建設業は人々の生活を豊かにすることや、人の命と財産を守る重要な役割を担っていることを説明し、ICT技術を活用して土木工事現場がどのように変化しているのか、ICT技術がどんな場面で活用されているのかなど紹介しました。

 

次に現場代理人の山本翔太より下田川その7工事の目的と内容についてお話させていただきました。下田川その7工事の工事概要や、南海トラフ地震の危険性とともに下田川をはじめとする堤防補強工事の目的について説明し、下田川その7工事で特に活用している地上型レーザースキャナーや快速ナビなどのICT技術についても紹介しました。

 

午後からはいよいよ下田川その7工事の工事現場にて、現場見学・TLS測量・重機体験の3つのブースに分かれて体験会を行いました。

 

【現場見学】
午前中に説明した下田川その7工事の工事現場を実際に見学していただきました。施工途中の足場の上や普段近くでは体験できない工事現場の様子について、説明も交えながら見ていただきました。

 

【TLS測量】
このブースでは、地上型レーザースキャナーを用いて実際に測量を行い、その手順について体験していただきました。また、測量結果をパソコンでも確認していただきました。新しい技術が工事現場で活躍していることをお伝えできたのではないかと思います。

 

【重機体験】
このブースでは、実際に小型のバックホウに乗って操作の体験をしていただきました。楽しみにしていると伺っていた通り、砂利をすくう動作などの体験を興味津々で楽しんで行いました。

 

短い時間でしたが今の土木工事現場を体験していただき、建設業の楽しさや魅力についてお伝えできたかと思います。

この先、彼らが進学や就職を考える際に建設業が選択肢のひとつとなれば幸いです。

 

青柳中学校2年生の皆様、ありがとうございました。