Matrice300RTK-L1フライト

 

仁淀川流域の用石地区で「Matrice300RTK – L1」のフライトを行いました。

 

当社の現場ではICT施工を推進しており、TLS(地上レーザースキャナー)やUAV(ドローン)を用いて現況地形の点群データを取得し、現場の3次元化や起工測量・出来形計測を行っております。

 

写真は「Zenmuse P1」搭載

本日は最新ドローン「Matrice300RTK」にペイロードレーザースキャナー「Zenmuse L1」を搭載し約8,000ⅿ2の現況地形の点群取得のためフライトを行いました。「Zenmuse L1」はLiDARモジュールと1インチCMOSセンサーの2000万画素カメラが搭載されており、Matrice300RTKとの併用でフライト時リアルタイムに色付き3次元点群データを取得することが可能です。

 

プロポでリアルタイムにMatrice300RTKのフライト状況と、Zenmuse L1で上空から取得している色付き3次元点群データを確認することが出来ます。

 

若手社員による今回のフライト時間は約10分。その後、DJI Terraを使用し約15分で点群データの取得を完了しました。
(平均年齢20.5歳)

 

今回計測した箇所には樹木が生い茂る森が含まれており、「Matrice300RTK」と「Zenmuse L1」での地形計測が可能かどうか検証してみました。

 

検証結果・・・「Zenmuse L1」による上空からのレーザー照射で下図地形データを抑えることが出来ました。

 

森の箇所は樹木の密度が濃すぎたため一部点群が取得できていない箇所があるものの、樹木の生い茂る森以外の箇所は綺麗な点群データを取得することが出来ました。より多くの点群取得には機器の設定やフライトの方法によってまだまだ改善の余地がありそうです。若手社員の挑戦は続きます・・・。

 

おまけ