プログラミング体験教室

2020年4月より小学校でのプログラミング教育が必修化されたことに伴い、当社では建設業に関する工事現場体験や事業説明、建設業に関するキャリア教育に併せて、ドローンを用いたプログラミング体験教室を開催しております。

 

今回は津野町の㈲高橋建設さんにお誘いいただき、津野町立中央小学校4~6年生34名を対象に当社と共催で開催させていただきました。
高橋建設さんは当社と同じく国土交通省「i-Construction大賞」を受賞されており、土木業界におけるICT分野では県内でもトップクラス。当社とはお互いライバルでありながらも、いつもざっくばらんにICT相談をさせていただいております。
今回はお声がけいただきありがとうございました。

 

当日は最初にキャリア教育として、当社の井上里沙より土木建設業の紹介させていただきました。

社会資本整備という使命を担う土木建設業ですが、トンネルや橋や道路や上下水道など私たちの暮らしのなかで身近なものが土木建設の技術によってつくられていること、また近年ではそれらに更にコンピューターを駆使した手法・工法が導入されていることをお話させていただきました。

今回の企画を通して、彼らが自らの将来の職業を考える際に「建設業」がその選択肢のうちの一つであってくれるように、建設業の役割と魅力をお伝えさせていただきました。

 

次に高橋建設の取締役高橋氏が当日午前中にドローンで空撮したデータをもとに作成した中央小学校の点群データを披露。児童の皆さんからは「おぉ~~」と歓声が上がりました。

また、高橋氏は「皆さんが大人になって津野町に帰ってきて地元を一緒に盛り上げて欲しい」と児童たちに熱いメッセージを届けました。

 

今回は当社の大場社長よりSDGs(持続可能な開発目標)のお話もさせていただきました。
持続可能ってなに!?開発目標ってなに!?国連って?貧困って?不平等って?環境って?
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

皆さんの疑問をわかり易しく解説し「取り組みは強制されることではなく、皆が互いを尊重し合う気持ちをもって、最終的にはひとりひとりが出来る範囲のことを自然に取り組めたらいいね」とお話ししました。

 

このあとはいよいよドローンを使ってプログラミング体験です。

土木建設現場で使われているドローンより機体は小さめですが、児童の皆さんは6班に分かれて各班1機ずつ手に取り、まずはタブレットやドローンの取り扱いについてテキストを見ながら実際にドローンを操作してみます。

 

次はあらかじめ設定された条件のもと、スタートからゴールまで辿り着けるか競争です。
チームで力を合わせて長さ、高さ、角度を測り、それらに併せて方向等のコマンドをタブレットに入力してドローンを飛ばし、高性能なドローンを自分たちの意のままに操れるかどうかが試されます。

 

今後、益々コンピューターが発達しAiなども普及してくる状況のなかにおいては、これらを自分の意思通り上手に操りコントロールすることの出来る知識と技量を身につけなければなりません。彼ら彼女らにとって今回の経験がその修得のきっかけになってくれれば幸いです。

 

高橋建設さん、ご協力ありがとうございました。

 

 

津野町立中央小学校の皆さん、ありがとうございました。